いとちゃんには
こんな自分を師匠と崇めてくれる子達が4人いるのだが
約1年前に釣りを教えて下さいとお願いされた子がいる。

4号と呼ぼう。

去年は釣りを始めたばかりと言うこともあり
坊主続き。

函館沖堤防に連れて行った時には、青物をHITさせたが
タックルの準備不足で闘い切れず、ラインブレイク…

最初はそんなものだ。
14年も釣りを続けている自分からしてみると
最初なんて坊主が当たり前。
（今でも坊主食らうし…笑）
魚も馬鹿ではない。
そう簡単には釣らせてくれない。

自分なら
今日がダメなら明日
明日がダメなら明後日
そうやって通い詰めて釣果を上げるまでやめないだろう。

でも、教えるとなると話は全然変わってくる。

【釣りの楽しさを知って欲しい】

これが大前提。
釣りの楽しさを知ってもらうには
自分が隣でごちゃごちゃ言ってるだけでは…

釣って初めて楽しいと思ってくれるのではないか⁉︎

そう思ってしまう。

釣りと言う趣味を押し付けてはいけないが
少しずつ新しい事を教えていき
そして、基本を繰り返し教えてきた。

今年こそ、なんとか釣って欲しい。

5/24 日本海へ

前日、明日の休みはどこへ入ろうか
風向き、タイドグラフと睨めっこをする。

あれ？
風は微風
潮は日の出から下げに向かっている。
そして、中潮。

そう、自分のデータでは
はるかに坊主の確率が低い条件。

こりゃ、ポイント選びさえ間違えなければ
釣れるだろ。

ダメ元で4号に電話する。

い:『いとちゃんデータでは釣れる条件が揃ってるんだけど…
朝チョコっと行くかい？』

4:『仕事ありますが、行きます！』

返事はえーなw

日の出の時間帯に到着する様に釣り場へ向かう。

向かう先は、ここ最近の実績ポイントだ。

無事入りたいポイントに入り
自分の隣に4号を配置する。

それぞれ打ち始める
まずは、暗いうちに駆け上がりを見つけるために
底をワームでズルズル…
引っ掛かりる所を見つけ
今日はここか。と
目星をつけた。

そして、4号に基本的な釣り方を再度レクチャーしておく。
そして、ルアー交換を頻繁に行うよう伝えながら
日の出を待つ。

日が昇り始め、薄明るくなってきたので開始。

遠投し、あらかじめ目星をつけてたラインで
ルアーをフォールさせると

モゾモゾ…

やっぱり来たか…とフッキング‼︎

4号にファイトの仕方を教えながら
ラインを常に張り、バレないよう慎重にやり取りをする。

↑sammys ディープストリーム

40ちょいのヒラメをキャッチ‼︎

幸先がいい。
これは、チャンスがある。

次は別のラインにキャストし
先程のブレイクの延長線上でリーリングをストップさせると

ガツン❗️

と、先程よりも強烈なアタリ

すかさず、フッキングをするが
その瞬間にドラグを一気に出される。

根に擦らないように
しっかりロッドを立て、手前の岩にも気をつけながら
なんとか浮かそうとするが、ドラグが鳴りっぱなしなので
少しドラグを締め、強引にファイトする。

水面に浮かび上がってきた…
デカい笑
60オーバー確定です。
無事ランディング成功！

↑sammys ディープストリーム

61センチの小座布団でした！
今季3枚目の60オーバーに歓喜‼︎

小座布団が出たら
今日はもう４号に費やそうと
一旦ロッドを手放し、今日のパターンを伝える。

まぁ、いつもの僕のパターンなんですが…笑

暫くすると
『来ました‼︎』

おぉ！
自分はタモを手に取り
ランディングの準備をする。
嬉しくて、自分が興奮してしまい。
メチャクチャ口うるさくなる笑

タモ入れも成功し
このご時世の事なんて忘れ
勝利の雄叫び！笑

メチャクチャ嬉しかった。
長い道のりだった。
4号の目はウルウルしている。
よっぽど、嬉しかったのだろう。

『メッチャ、嬉しいっす！ありがとうございます！』

ずーっと、同じ事を言ってる。笑

49センチのナイスサイズだ。

写真撮影をし
2枚目を求めて開始するが
『いやー嬉しいっすわー』
言いながらやってるもんだから
全く集中出来ていない笑

2枚目はキャッチ出来なかったが
人生初ヒラメをキャッチしたその場に入れて
本当によかった(^^)

帰らなきゃならない時間も近づいてきた為、終了。

帰り際
『来週もお願いします！』

こりゃ、ハマっちゃったな笑

最後に僕は
ちゃっかり3枚目キャッチしました笑
ソゲだけどね！

↑sammys ディープストリーム

今日はDSフェスティバルでした(^^)

釣りっていいよな。
人を笑顔にしてくれる。